Tribal

2008年10月13日 MTG【レガシー】
今回はThe Sourceは無しです。
レガシーはビート環境ですが《仕組まれた疫病/Engineered Plague》が存在するおかげで部族ビートはかなりのパワーを持たない限り成功する事はありません。

メタの中心に近いところにいる部族を紹介します。
「ゴブリン」
環境が出来た頃からメタの中心にいる強力な部族です。
テンポを得られる《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
アドバンテージを得られる《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
フィニッシャーとしての《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
と強い要素しかありません。
一昔前までは《剣を鍬に/Swords to Plowshares》のためにタッチ白が主流でしたが、最近では《ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie》《ヤスデ団/Earwig Squad》を使えるタッチ黒が主流です。除去には《巣穴の運命支配/Warren Weirding》を使います。
また、環境に強力なアーティファクト、エンチャントが溢れているため《クローサの掌握/Krosan Grip》を使用するために緑をタッチし3色で組まれるものも少なくありません。

サンプルレシピ:BRg Goblins by Надя Щербина(Legacy Citadel Volgograd 2位)
http://www.deckcheck.net/deck.php?id=20035

「エルフ」
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》《Fyndhorn Elves》《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》といった優秀なマナ加速を持つエルフの爆発力はゴブリンに劣りません。
しかし、レガシーにおいてエルフが注目されだしたのはローウィン参入で殴れるエルフが追加され、《葉の王エラダムリー/Eladamri, Lord of Leaves》のエラッタが出たあたりです。(もちろん以前からデッキタイプは存在していました。)
というわけでエルフデッキは確固としたアーキタイプがありません。
今主流と思われる二つのタイプを例とともに紹介したいと思います。

Elves by Brad Herwy(GenCon Legacy Champs 2008 4位)
http://www.deckcheck.net/deck.php?id=19272

レガシー選手権で4位に入ったタイプです。
構成はシンプルでマナエルフ・《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》で大量のマナを出しエルフを展開します。
《森の伝書使/Sylvan Messenger》で息切れを防ぎ、《神の怒り/Wrath of God》のようなマスデスには《ワイアウッドの伝令/Wirewood Herald》から《鉤爪の統率者/Caller of the Claw》で対処します。

ElfStaff by Sandro Campigotto(DragonsLeague Trieste 4位)
http://www.deckcheck.net/deck.php?id=19973
こちらはスタンダードで言うところの親和エルフです。
《垣間見る自然/Glimpse of Nature》をプレイしライブラリーをすべて掘って30体近いエルフを展開、攻撃し《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》で強化して瞬殺を狙います。
手札にクリーチャーがいなくなっても大量のマナから《威圧の杖/Staff of Domination》でドローを繰り返しコンボを続けます。
ロードを採用しない《仕組まれた疫病/Engineered Plague》に弱い構成なので《ヴィリジアンの盲信者/Viridian Zealot》はメインから投入されています。

スリヴァー
こちらも歴史のあるデッキです。
青の部族デッキらしくクロックパーミッションの形を取ります。
worldgorgerさんが詳しく解説されているので詳しくはそちらを参照ください。
http://87078.diarynote.jp/200808260119260000/
ほぼすべてのスリヴァーは点数で見たマナコストが2マナなので、《霊気の薬瓶/AEther Vial》と相性がいい反面。《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》や《火薬樽/Powder Keg》と言った点数で見たマナコストを参照するマスデスが苦手となります。

例:MeatHooks by Blake Patraw(GenCon Legacy Champs 2008 優勝)
http://www.deckcheck.net/deck.php?id=19269

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マーフォークについて書こうと思ったけどこれもworldgorgerさんが記事にされてるのでパス。
他にも新興種族としてはフェアリーがいますが、《苦花/Bitterblossom》と《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》だけ採用してフェアリーとか言ってるデッキもあるのでパス。

次回はクレリックとゾンビを予定。予定は未定。

ところで、Toolboxってデッキタイプは白チューターでシルバーバレットするデッキだと思ってたんですが実は違う?んですかね。誰か教えてください。

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